“2人に1人がガンになる時代”の 先回り健康法 PART-1 もしガンになったら

日本人の2人に1人がガンになる時代。あなたはガンにならないための正しい対策を取っていますか?ガンになったら怖いと誰もが思うのに、実際に正しい予防対策をとっている人はごくわずかです。何もせずガンになって慌てますか?それとも健康を強化してガンから自分と家族を守りますか?

ここでは、国立がん研究センターの科学的根拠に基づく予防ガイドライン※に沿った、正しい健康強化の方法を3回に分けて解説します。

自己変革アドバイザー 小川康夫

※国立がん研究センターガイドライン

白馬にて、妻と出かけたときのスナップ

1.ガンになって慌てますか、それとも

国立ガン研究センターによると、日本人は『生涯の間に2人に1人がガンになる』※ことがわかっています※。ガンになる人はとんでもなく多いのです。

※国立ガン研究センター

ですから「ガンにならない」と思うより、むしろ「自分もガンになるかもしれない」と思った方が間違いありません。ガンになって大騒ぎするよりも、なる前に対策をとるべきです。今回は、PART1〜3に分けてガンにならないための健康強化法を解説しましょう。

PART1.では、ガンになる確率と精神的・経済的リスクの現状を解説します。ここでしっかりガンの怖さを知ってくだださい。人が正しい対策をとれない理由についても説明します。。

PART2.では、なぜ人はガンになるのか解説をします。またなぜ手遅れになる人が多いのかについても、解説しましょう。

PART3.は、何をすれば健康を強化してガンを予防できるのか、その方法を紹介しますもしなったらどうすればよいのか、について説明しています。

最後まで読んでいただければ、あなたはガンを避ける”先回り健康コース”に乗ることができます。ではさっそくPART1を始めしょう。

2.病気を防ぐのに必要なもの

病気になるのは辛いことですね。何気ない幸せな生活が、病気になると一気に暗くなるものです。実は私が小学生の頃、父が突然ある病気になりました。子供心に不安出いっぱいになりました。誰だってこのようには起こりえます。

特にガンは、苦しむ人がとても多いです。日本人の2人に1人は生涯でガンになることがわかっています。しかも亡くなる人は年間38万人、毎日1000人。自殺や交通事故を抜いて、40年ずっとあらゆる死亡原因のトップです。

もちろんガンになった人は治療のために医者に行きます。では医者に行きたくない人、つまり健康でいたい人はどうしたらいいのでしょうか?残念ながら健康でいるための社会システムは存在しません。つまり健康の維持は、自分でやらなければならないのです。ではどうすればいいのでしょうか。

それは正しい知識による自己防衛です。私の場合は図書館に通いました。そして地元の図書館の全ての本から、科学的に道筋の通った健康情報を集め、エッセンスを1つにまとめたのです。

そしてそれを家族や友達などに伝えました。するとこの話をあちこちで話してほしいと言われ、少しずつ講演の回数は増え、全国70か所以上の都市で7万人以上の方に向けて講演をしてきました。そして現在は、より多くの方に伝えられるようにオンラインで講演を行っています。

私が講演会でもオンラインでも、お伝えしたいことは1つです。それは病気になってからあたふたするのではなく、健康なうちに対処してほしい。健康でいるための知識を身につけておいてほしいということです。そのために今回のPART1〜3を役立ててください。

3.ガンになると何が起こる?

ではガンになると、何が起こるのでしょうか。実際に私たちの身に降りかかる精神的な面、そして経済的な負担に分けて考えてみましょう。しっかりガンの怖さを学んでください。

3-1.ガンの恐怖(精神的負担)

ガンによって何より怖いことは、命を落とすことです。ガンになった5年後の生存率は64.1%です。つまりガンになると、5年後に3人に1人は亡くなってしまうとわけです。やっぱり怖いですね。

映画で時々出てくるロシアンルーレットという怖いゲームを知っていますか?弾が6発円筒状の弾倉に入る拳銃に、弾を1つだけ入れて弾倉をぐるりとランダムに回し、こめかみに銃口をあてて引き金を引くゲームです。弾が出る確率は6分の1、それでも十分怖いです。

このゲームで2発の弾を込めてら、弾が出る確率は3分の1ですね。これがガンの5年後の生存率と同じです。ガンの恐ろしさがわかると思います。そんな恐ろしい思いを自分や家族に経験させたくないですよね。このブログで知識を身につけて、ガンのロシアンルーレットを経験しない人生を目指しましょう。

3-2.ガンの経済的負担

次はガンになることで受ける経済的負担について説明します。

ガンになると大半の人は通院や治療のために働く時間が減り、多くの場合収入は減ります。

逆に、支出は増加します。中でも一番の家計の負担は医療機関への支払いです。そのほかにもタクシー代が増えたり、カツラの購入が必要になったりと支出はいろいろ増加します。

収入が減るのに支出は増えていく、これは大変ですよね。ガンの高い死亡率に加えて経済面での不安は私たちの大きな負担になるのす。

これらのことを考えると、やはり怖い状況になる前に行動することが大切だと思いませんか?だからこそ、ガンにならないための投資=健康強化が、健康なときから必要なのです。

4.なぜ対策がとれないのか?

ガンはこれほど怖い病気なのに、多くの人はガンの対策をしていません。それは何故なのでしょう?

下の図は国立がん研究センターが推進している『がん健康ガイドライン』です。

ここで定められているガン予防のための5つの行動。

  • 禁煙
  • 節酒
  • 食生活の見直し
  • 運動
  • 体重管理

これらが体にいいのはきっと誰でもわかるでしょう。でもわかっていても、なかなか行動できないのはなぜでしょうか?

それはなぜやらなければならないのか』が理由がわからないからです。人間は原因がわからないと積極的な行動できない生き物です。

車のシートベルトを例にあげてみましょう。講習会で後席のシートベルト装着の必要性を聞いても、実行する人はまだ少ないです。それはシートベルトの働きをまだよく理解できていないからです。

しかしリアルに必要性がわかると、人はすぐ行動できるようになります。例えば映像で、50km/hのスピードで車が壁にぶつかった結果を見たとします。後部座席に座っている人だけがシートベルトを着けていない状態を想像してください。

50km/hのスピードで壁にぶつかると、50kgの人の重さが生む力は2tになります。シートベルトを着用していなかった人は、壁にぶつかった瞬間にフロントガラスを突き抜けます。ドアも押し開けて外に放り出されるかもしれません。前の運転席の人を押しつぶすこともあります。このように人は何が起こるのかどうしたらその危険を回避できるのか、がリアルにわかると行動したくなるものです。

先程のガイドラインも同じです、その必要性の意味を理解しなければ行動できません。

次のPART2では、ガンが出来る仕組み=つまり何が起こるのかを説明します。これがよくわかるとあなたはきっと、PART3のガンを防ぐ行動をとりたくなるはずです。ではPAR2※で、ガンが出来る仕組みを学びましょう。

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